大麻合法化 日本人がカナダで吸って処罰されるの?BC州の大麻の規定とは?カナダで19歳が飲酒した場合は?

大麻合法化 日本人がカナダで吸って処罰されるの?BC州の大麻の規定とは?カナダで19歳が飲酒した場合は?

今月10月17日にカナダで大麻が合法化され、カナダ国内では大きなニュースとなった。17日当日は国内初となる合法の大麻販売店がBC州 Kamloops にでき長い列ができた。大麻を販売している店では巻かれているもので安いものだと$4.20から売られている。
 

 

 
そんな大麻だが日本人がカナダで大麻を吸ったらどうなるのか。違法か合法かについても見てみよう。
 

大麻合法化 なぜ

 
では簡単になぜ大麻が合法化されたのかについてみていこう。この答えはカナダ首相のこのツイートがわかりやすい。
 

 
大麻を国が管理し規制することで、未成年や犯罪者の手から遠ざけようというのが今回の合法化の理由となっている。また2015年当時、自由党の党首だったトルドー氏が掲げた公約でもある。
確かに高校の時も大麻はとても身近に存在しており南米からの交換留学生が強制帰還になったこともあった。学校にハイの状態で来て問題となった友達もいた。
またマフィアなどに管理させず国が管理することで税収による国益があるがことも理由の一つだ。
 

カナダ国内でのルールの確認

 
 
 
内容をまとめると
大麻を吸った後に運転しないこと、仕事に行かないこと、子供の手から遠ざけること、国外など旅行に行かないこと
などだ
とてもカルチャーショックを覚える内容だがハイになって仕事をして欲しくないと心から願う。
 

BC州の規則では

 
またBC州のルールではこのようになっている。
 
・Sets 19 as the provincial minimum age to purchase sell or consume cannabis;
・Allows adults to possess up to 30 grams of cannabis in a public place;

大麻の売買は成人である19歳以上とし30gまでの所持が認められているというものだ。
 
またそのほかにも公共の場所でのや移動中の車での使用には罰金が課せられ、運転中においては飲酒運転同様に扱われるとも明記されてある。下のリンクから詳しいBC州の規則をみることができる。
 
またここから他の州の規則も確認できる
 
 

日本人がカナダで吸ったら違法なの?

 
Googleで検索してみると、ある弁護士が大丈夫って言ってます〜との記事が多いが、ソースがとある弁護士では不十分だ。ソースまでしっかりみていこう。
 
カナダにいる日本人には日本領事館からメールが届いている。
本年6月21日に成立しました「カナダにおける大麻に関する法律」が10月17日より施行されることに伴いまして、邦人の皆様に対し以下の注意点について改めてお知らせいたします。

1.カナダでは、本年10月17日から、大麻(マリファナ)の所持・使用が合法化されます。

2.一方、日本では大麻取締法において、大麻の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ、処罰の対象となっています。

3.この規定は日本国内のみならず、海外において行われた場合であっても適用されることがあります。

4.在留邦人や日本人旅行客におかれましては、これら日本の法律を遵守の上、日本国外であっても大麻(大麻を含んだ食品・飲料についても同様)に手を出さないように十分注意願います。

つまり: 日本の法律がカナダで適用されるため、違法
 
 

なんでカナダで日本の法律が適用されるの?

ふと疑問に思ったことは上記の3つ目の”日本国内のみならず” というところである。単純に日本の法律がなぜ国外で適応されるのかなと疑問に思ったのだ。色々と調べていくと日本の大麻取締法にはこう記されている。
 
大麻取締法24条の8「第二十四条、第二十四条の二、第二十四条の四、第二十四条の六及び前条の罪は、刑法第二条 の例に従う。」
刑法2条「この法律は、日本国外において次に掲げる罪を犯したすべての者に適用する。(以下略)」
 
と書かれており、保護主義という原則に則ると書いてある。保護主義とは”犯人の国籍や犯罪地を問わず、すべての犯人につき刑法の適用を認めるという原則” ということだ。
 
ちなみに国外でも適用するということだが、この”国外犯規定”という言葉は以前自衛隊のイラク派兵が問題になった時にキーフレーズとしてテレビに取り上げられていた。その時は過失致死に対しては国外犯規定はないため、自衛隊がイラク(国外)で間違って民間人を撃ってしまった場合でも、日本で処罰ができないという問題だった。
 
つまり:大麻取締法は犯罪地をとわない。国外/国内 関係なく適用

では19歳の日本人がカナダで(BC州)で飲酒をした場合違法なの?未成年者飲酒法は?

 
例えばBC州の成人は19歳であり飲酒も可能になる。そして日本人の19歳がカナダで飲酒をした場合でも処罰はされない。なぜなら未成年者飲酒法には、上記の国外犯処罰規定がないので、国内のみ適用されるからである。また賭博行為も同様の理由で、日本の未成年が海外のカジノに行っても処罰はない
 

日本で処罰されるケースもある

日本の成人ならば各々の自己責任で行動することは当たり前だが、大麻に関しては法律で違法となっていることを忘れてはいけない。実際バレることはないだろうと思う人も多いと思うが、あるサイトにはこのようなことも書かれてあった。
 

例えば、日本人がオランダに観光に行き、当地では麻薬の使用が処罰されることはないからと麻薬を使用して、その後日本国に帰国したとします。

帰国後、何らかの理由(例えば挙動不審等)で警察官より検挙され、薬物検査を行った結果、麻薬の薬物反応が出たというケースです。

このケースでは、麻薬の使用が処罰されないオランダで使用したからと言っても、そもそも、麻薬の使用は上述したように国外犯の処罰が可能ですから、麻薬取締法が適用され犯罪が成立するということになります。

また、従前から、麻薬使用のうわさされる人物を尾行した麻薬取締官が、麻薬の使用が処罰されないオランダで麻薬使用中の犯人を現行犯逮捕したというケースも考えられると思います。

麻薬合法の国で麻薬を使用したら犯罪?発覚するケースは?

実際こんなニュースも

また昨年にも大学生が広島空港で大麻を日本に持ち込み逮捕されている。このサイトを見る方でカナダへ行く留学生が多いことを思うと、ここで逮捕されているのが21歳の学生だということから少しは身近にリスクを感じられるだろうか。経験として大麻をすってみたい、という人は、その経験はリスクに見合っているか考えてみてほしい。

https://www.sankei.com/west/news/171005/wst1710050073-n1.html

 

まとめると

BC州のルールでは19歳以上での売買、30gまでの所持は合法。

日本人の使用は麻薬取締り法に則り国外でも違法。

日本人がカナダでの大麻の使用所持は違法と示されている以上理論的に違法であることに変わりはない。もちろん、うっかり持って帰って来てしまった、などとは言い訳にならないのである。

以前私はバンクーバーの大きなライブに友人と行った。一緒に行った友人は大麻を吸ってからライブ会場に私と一緒に入った。もちろん違法ではあるがカナダでは合法化される前から煙草と同様に吸われており、それが普通であった。私は違法な上生理的にも大麻の匂いが苦手なので吸うことはない。ライブ会場に着きセキュリティをくぐろうとした時に目の前に一匹のワンチャンがおすわりをした。麻薬探知犬だった。普通に友人は何事もなく進んで行く。警察から違法薬物が探知されたことを告げられ、テンパりながら “What kind of drugs?”と聞くと”dog don’t speak”と言われ、そりゃそうかと冷静になったのを覚えている。結局所持などしてない手前何事もなく会場には入れた。あの時のワンちゃんの宝物を見つけたかのようなキラキラした目を私は忘れられない。